2018年10月16日

風邪の季節

 風邪とは、正確には、熱、鼻水、のどの痛み、咳 などの症状を呈するウイルスによる病気です。これらの症状はウイルスそのものが起こしている症状ではなく、熱や咳、鼻汁などはウイルスを体から排除しようとして起こる免疫反応です。
 風邪のウイルスに直接に効く薬はありません(抗生物質も同様です)、痛みを押さえたり咳を押さえたりする、あくまでも症状を和らげる薬や、安静によりなおしていきます。ただし、そのまま治ってしまう人もありますが、風邪、ウイルス感染症の後半では、細菌性の感染症を併発することが多いのも事実です。したがって、副鼻腔炎を代表とする膿性の鼻水、扁桃炎などの膿の付いたのどの痛み、急性中耳炎などに移行してしまった場合など細菌性感染症が併発すると抗生剤の出番となることも多いです。乳幼児など免疫が弱い世代は、すぐに急性中耳炎になったりと、進行が速い場合もあり注意が必要です。

風邪でも細菌性感染症を合併することもあり、むやみに、ウイルス性の風邪だから抗生剤は不要と決めつけるわけにはいきません、かといって、最初から全ての風邪の方に抗生剤が必要という訳でもありません。

診察をさせて頂き、その状況を見て、適切に薬剤を選択する必要があります。
(耳鼻咽喉科は、内科・小児科で治らなかった方が来られますので、風邪をこじらせた細菌性の感染症の患者さんが多くみうけられ、抗生剤の処方頻度は高くなってしまいます、耳鼻科特有の特殊事情がありますね。ご理解ください。)

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posted by 院長 at 14:32| 院長の『徒然日記』

2018年10月12日

インフルワクチンは何才から接種が出来るの?

ワクチンは何才から接種出来ますか?
生後6か月からという医療機関と、1才からという医療機関、の両方があるのですが不思議です!
とのご質問を頂きました。


当院で使用しているワクチンは6ヶ月乳児から実施可能で、生後半年から実施しております。

ワクチンの製造メーカーによっては1才からしか実施できないワクチンがあります、これは臨床試験の関係と考えられます。もちろん、6ヶ月から実施可能なワクチンも多く発売されています。また、新生児の有効率は大人ほど高くない場合もあります。これらの理由から1才からとしている医療機関もあるのではと思います。どちらも間違いではなく、個々の医療機関の事情ということになります。なお、当院では生後6ヶ月から接種可能なワクチンを導入していますので、ご希望の方には生後6ヶ月から実施しております。

なお、赤ちゃんがインフルエンザにならないよう予防する最も重要なことは、ワクチンなどにより赤ちゃんの免疫力を上げるのは当然として、その家族がインフルエンザにかからないことです。したがって、新生児以外の家族の方全員がワクチン注射を受ける・手洗いマスクなどをする等、家庭内の感染防御に勤める必要があります。家族全員で赤ちゃんを守ってあげないといけませんね。
ウイルスを家庭内に入れない、外堀をしっかり守る・・・と、いう感じでしょうか!

なお、詳しい実施要項、問診票PDFなど、9月21日ブログに記載してあります、ご参照ください。

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posted by 院長 at 19:44| 医療情報「全般」