この時期になると、めまいの患者さんが、増えるような気がします(私見ですが)。
低気圧とめまい、内耳性疾患との関係は、学術的論文ではあまり見られないように思います(私の調べた範囲ですが)
真実は不明です
しかし、私の個人的な印象では、低気圧が行ったり来たりする梅雨時には、めまいや、内耳性疾患が増加するような印象があります。
事実、私も、めまい持ちですが、この時期は心配な日々となります。突然めまいが出て、周りに迷惑かけないか?めまいならまだしも、突然聞こえが落ちないだろうか? 通常は、何ともない元気な生活を送っているのですが、突然やってくるのが厄介です。
このような病気持ちで、一番困るのは、突然、発症し社会生活の迷惑をかけることです。
したがって、出来るだけ、変更しにくい約束はしないようにしています。
そうは言うものの、社会的な仕事をしていますので何かの約束は入ります、緊張します。
この緊張も、また、ストレスになり、いけないのでしょうけど(笑)。
世間一般では、気象病ともいわれているようですが、特に内耳は低気圧不調を受けやすいと思われますが、正式な病名でもなく、証明されているわけでもないですが。
私が推測している病態は、外気圧が下がることにより、相対的に体内の圧が上がり、水分バランスが崩れる、自律神経の乱れや、内耳などのリンパ液などが増加し腫れ 内リンパ水腫のようになるのではと推測しましたが・・・誰も証明した人はいないし、講釈師のたとえにある「見た来たような嘘を言い」と言われれば、反論も出来ないのですが(笑)。
何度も病気の経験がある方は、病気の発生を、予感、予測することがあります。
対策としては
予感を感じたら、
早めに受診する
早めに寝て、いつも常備してある薬を飲み始める。
ストレスを極力減らす
無理なスケジュールを入れない
アルコールもほどほどに・・・(発作がなければ禁止する必要はないと思いますが)
喫煙禁止
天気予報で天気図をよく見ておく(大きな低気圧、台風、前線や気圧の谷など要注意)
個々のケースで違うと思いますので、主治医の先生と、よく相談して下さいね
以上は、何の確証もない話で、院長の雑談、ひとり言、としてとらえていただければありがたいです。(*_*;
医学的でなくて申し訳ありません(*_*;
松永クリニック 院長より