2014年09月02日

蚊・・・・大騒ぎ!!

 最近、デング熱 では、大騒ぎになっていますね。
冷静に考えましょうね!
@デング熱の発症は、珍しくはなく、海外旅行(東南アジアなど)から帰国後発生している人が 250人/年間。となると、国内にウイルスを持った蚊が居ても不思議ではないですね。予後が良いのが救いですね。ヒトスジシマカやネッタイシマカが媒介、やぶ蚊と言われているやつですよ!
A日本脳炎、こちらの方が怖いです。20〜40%の死亡率、治っても精神障害など残る場合があります。ワクチンがありますので接種忘れずにしてくださいね。問題になっているのは、日本脳炎をめぐっては、総務省が8月22日、日本脳炎の定期予防接種が北海道だけ行われていないことについて、厚労省に改善を検討するよう求めている。北海道庁によると、コダカアカイエカが北海道におらず、過去40年間患者が出ていないため、北海道は定期接種を行っていないのだという。確かに患者は九州・沖縄、中国・四国地方に多いが、北海道出身でこの地域に住む人もいることから、注意が必要だ。
Bマラリア、  国内での感染例は出ていないものの、マラリアも毎年、海外から帰国した数十人が発症している怖い感染症だ。エイズ、結核とともに「世界三大感染症」に数えられ、世界保健機関(WHO)によると、2012年には約2億700万人が感染し、62万7000人が死亡したと推計される。戦前は国内でも感染者がいた。歴史的には、平清盛もマラリアで死んだという説がある。沖縄、特に、石垣島などは、島の半数が感染したと聞いたことがあります、過去にはかなり死亡者が出ています。 実は10年以上前の話ですが、私の親族の一人が、アフリカのケニアの難民キャンプでNGO活動中に感染しまいミノマイシンの内服で、事なきを得たようです。今では笑い話ですが。
また、空港マラリアと言われ、空港で蚊に刺されてマラリアが発生する場合もあります。アフリカ便の多くあるヨーロッパの空港などは、旅行者も注意が必要です。
C地球温暖化で広がる「蚊」の生息エリア拡大!
これが問題です。成田空港では旅客ターミナルや駐機場などで毎年のように、デング熱などを媒介するネッタイシマカが発見されている。卵から羽化したことも確認されているが、現在までに越冬したことはない。国内に定着する恐れは低いが、空港のように空調が効いた環境では冬も生息できる可能性がある。
となると、熱帯化している日本でやらなければいけないのは、蚊をなくすことですね。そうなると、外部に水の溜まる環境をなくすことです。公園の、池や噴水などの対策が急務です。
冬に蚊が越冬する可能性は今や不思議に思えません、卵はは越冬しますから卵に感染症が引き継がれている可能性があれば感染は越冬する、色々考えられますね。
やはり、熱帯化する日本では、蚊対策は急務ですね。シンガポールなどは蚊対策が徹底してますから、日本も勉強する必要がありそうです。

たかが蚊ですが、本当に、怖いですね・・・・

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一部は、Yahooニュースを参考にしました。


posted by 院長 at 00:00| 院長の『徒然日記』