2017年08月21日

肺炎球菌ワクチン導入で小児の急性中耳炎が減少

以下のような 論文が出ていました。
確かに、日本でもワクチンが導入されてから、小児の中耳炎も減少した印象があります。
やはり、保育園児や、乳幼児にリスクが高い傾向がありますね。

米国では2000年に結合型肺炎球菌ワクチン(PCV)が導入されたが、それ以降、小児の急性中耳炎が大幅に減少したことが米ロチェスター総合病院研究所のMichaele Pichichero氏らの研究で明らかになった。

しかし、同研究では肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae)以外の起因菌による急性中耳炎の割合が増えていることも示されたという。

Pichichero氏らは今回、米国におけるPCV導入前後の小児の急性中耳炎の頻度や特徴などについて調べるため、615人の小児を2006年から2016年までの10年間にわたって追跡した。

一方、今回の研究では小児の急性中耳炎のリスク因子についても検討したが、以前の研究結果と同様、「保育施設の利用」「中耳炎の家族歴」「男児」「白人」「生後6カ月までの中耳炎罹患」がリスクの上昇に関連することが示されたという。

米クリスチアーナ・ケア・ヘルスシステムの小児科医であるStephen Eppes氏は、PCV導入によって急性中耳炎が減少したことは「現代の公衆衛生における最大の成功例の1つ」と評価。

「減少の要因は複数あるが、最大の要因はワクチンの導入だと考えられる。

ワクチンの効果は髄膜炎や敗血症、その他の肺炎球菌による感染症の減少にまで及んでいる」と話している。

この研究結果は「Pediatrics87日オンライン版に掲載された。

HealthDay News 201787日) https://consumer.healthday.com/kids-health-information-23/ear-infection-news-222/decline-in-kids-ear-infections-linked-to-pneumococcal-vaccine-725278.html Copyright コピーライトマーク 2017 HealthDay. All rights reserved.


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posted by 院長 at 16:13| 院長の『徒然日記』