2018年01月16日

味覚障害

日本人の味覚障害には色々の原因があります。
兵庫医科大学などでは良く研究されています。
年齢別では、60才以上が60%以上を占めます
原因別では。兵庫医大の発表からですが、頻度の高い順から
@心因性18% ストレスや老人性のうつ病などがその代表選手でしょうか
A特発性16% 亜鉛欠乏症には該当しない(亜鉛濃度が80μg以上)が、他に明らかな原因がなく潜在的に亜鉛欠乏が疑われるグループです
B薬剤性14% 高齢者などで種々の薬剤で味覚異常となる場合があるようです
C感冒後12% 風邪の直後は何となく理解できますね、嗅覚もおかしくなる場合もありますね
D亜鉛欠乏性10% 亜鉛不足によるものです(薬剤性は除きます)
その他、全身疾患や鉄欠乏なども関係するようです

亜鉛欠乏症による味覚障害は、潜在的な特発性を含めると26%の方が該当し、4人に一人は亜鉛が関係する味覚障害となりますね。
嗅覚と味覚はリンクしていて、味覚の異常は嗅覚の障害からもやってきます、嗅覚の異常、頭部の事故外傷、副鼻腔炎、鼻茸、アレルギー性鼻炎、風邪の後 などで発生してくる場合もあります。その際は、まずそれらの病気を治す必要があります。それらを治療しても軽快しない場合や、原因が不明の場合は、亜鉛濃度を計測する必要がありそうですね。

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posted by 院長 at 13:56| 医療情報「全般」