2014年01月12日

東海耳鼻咽喉科生体防御研究会

 昨日は、難しい名前の付いた研究会(笑)に参加しました。
1、スギ、ヒノキ花粉の飛散予測 では(岐阜大学 水田准教授)
 東海三県でも地域によってのばらつきはあるようですが、一般的には、昨年よりは少ない、過去平均並み、もしくは少し少ないとの予報の地域が多いようです。ファイールドワークによる、「スギ雄花花序」の観察が、予報の正確さに大事なようです。当院も1月3日のブログで、当院のフィールドワークでの定点観測のスギ情報をご紹介しました。
 花粉の飛散は、1〜2月の低温情報もあり、「休眠打破」は少し遅くなるかもしれません、したがって、飛び始めは少し遅れるかも。
なお、花粉情報は、1㎠に1個以上飛び始めると発表されますが、それ以下の数でも敏感な方は発症しますので、発表前に症状が出る方も多いですので、注意が必要です。
2、内視鏡での耳の手術について、(山形大学 欠畑教授)最新の手術方法が示されました
3、耳硬化症についても、(慶応大学 小川教授)色々な知見が述べられました。

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色々と勉強になった一日でした。

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タグ:花粉症
posted by 院長 at 13:54| 学会・研究会