2013年07月05日

注意!「肌がまだらに白くなった」

 先月、当院の皮膚科に「肌が白くなった」患者様が来院されました。現在問題になっている思われる化粧品を使用されていました。当時は、この問題はまだ報道されていない時期でした。白斑症にしては、不思議な症状でしたので、当院の皮膚科より大学病院にご紹介いたしました。
 今般の報道から、使用されていた化粧品との関連が疑わしい症状と思われた次第です。ただ、この患者様が、この報道されている化粧品による症状かどうかは、当院では確認は出来ていませんし、その判断は大学病院等の高度な病院で確認する必要があると思われます。

【以下、報道の抜粋です】
“ロドデノール” 4-(4-ヒドロキシフェニル)-2-ブタノール」の配合された製品(化粧品)をご使用された方に、「肌がまだらに白くなった」ケースが確認されたと、カネボウ化粧品から、自主回収の公表がありました。心当たりの方は、以下のHPを参考にされるか、カネボウ化粧品のお客様窓口0120-137-411まで、ご連絡下さい。
http://www.kanebo-cosmetics.co.jp/information/index.html


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2013年06月02日

「虫刺され」の季節!

 最近、当院の皮膚科にも虫刺されで来院される方が増えてきました。
大人も子供も注意が必要ですね。
診療所で草むしりをしていて見つけました。バラに付いていました。梅などバラ科の植物は毛虫が付きやすいですね。
 写真は、おそらく、ドクガのなかまで、チャドクガと思われます。これは、刺されると、皮膚がただれてえらいことになります(^_^;)

 本人が気付いていれば、虫刺されも診断は簡単です。しかし、虫刺されと思わずに、皮膚がかぶれている、赤くなっている、痛い、痒い、などで、来院される方が多いです。アウトドアーのレジャーの後、公園で遊んだ後、草むしりの後、植木鉢の手入れ、庭掃除の後、思わぬところで刺されていることも多いですね。本人や家族の自覚がないとなると、結構、診断は難しくなります。

 悪化すると、なかなか、治りません。治療に時間がかかります。おかしいなと思ったら、皮膚科など医療機関を受診してくださいね。

皆さん、この時期は、注意ですよ!

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2012年09月13日

イラガの幼虫(毛虫)、ナーベラー

 昨日は休診日ですが、今週も講習会参加で、休養できませんでした(笑)、まぁ、仕方ないですけど。

それよりも、凄い、毛虫たちを発見しました。梅の木に。イラガの幼虫が居ました。まだ、まだ、毛虫のシーズンです、刺されると、かなりの痛みと大きく腫れることがあり、注意が必要です。刺されたら、早めに医療機関を受診してくださいね。毛虫の写真と、退治して落ちてきた毛虫の集団を、アップします。気持ち悪〜いです。

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また、また、ナーベラーの写真です。このサイズが、一番おいしいとの結論になりました。雌花はなかなか咲きません、写真は、実らない雄花と、壁に垂れ下がっているナーベラーです。

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2012年07月27日

イラガの幼虫(刺虫症)

20120727ヒロヘリアオイラガB.jpg 虫刺れの原因の一つの「イラガ類の幼虫」を、梅の木で発見しました。この写真は、「ヒロヘリアオイラガの幼虫」です。

 職員の通用口の近くにある梅の木を剪定しているときに遭遇しました。私も、もう少しで刺されるところでした。植木の手入れは、長袖シャツ・首にタオル・手袋が必須ですね(植木屋さんスタイルですね)。

 イラガ類の幼虫には「毒棘」があり、これに触れると、さあ大変です。激痛と発赤や腫れが見られます。局部を洗って、その後冷やすと少し楽になりますが、皮膚科などの医療機関への受診をお勧めします。


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