2018年02月20日

たばこのお話し その2

1日1本の喫煙でも、心血管リスクは大きいようです

University College Londonの Allan Hackshaw のBMJへの報告によると。
1日1本の喫煙者と、1日20本の喫煙者を比較されています
冠動脈疾患や脳卒中の、過剰相対リスクは、1日1本の喫煙者は1日20本の喫煙者の30〜60%になります。
単純計算だと、1本吸う方のリスクは、20本吸われる方の 1/20の5%のはずが、衝撃ですね。

この報告からは、中途半端な禁煙(喫煙数を減らす)では健康の為には不十分で、やはり完全禁煙が必要ということですね。

喫煙者の方には悪いニュースで申し訳ありませんが、医療機関としては禁煙をお勧めするしかありませんのでご理解ください。

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posted by 院長 at 19:35| 院長の『徒然日記』

2018年02月19日

たばこのお話し その1

(電子タバコと禁煙の関係)

たばこは、COPD、がん、心臓病、脳卒中、認知症、当女房など さまざまの病気の原因になる可能性があると言われています。

多少は害の少ないと言われる電子タバコに切り替える人もいますが、電子タバコも同様に有害との報告が出ています。
また、禁煙の成功率は、電子タバコを使用しなかった場合の約1/3と、禁煙成功率は格段に悪くなるという発表もあります。禁煙の為に安易に電子タバコを使用しない方が良さそうですね。

日本では、条件がそろえば、保険で禁煙治療が出来る場合があります、当院は行っていませんが、禁煙外来のある医療機関にご相談ください。禁煙の意思がある方は、健康保険がサポートしてくれるかもしれませんね。

2020年 東京オリンピックに向けて、IOCの勧告もあり国際公約的でもあり、日本も受動喫煙防止に積極的に取り込む必要がありそうですね。政府主導の飲食店の喫煙対策は、かなり骨抜きになってしまいましたが、テレビ取材でニュースに出ていた飲食店では、禁煙による売り上げ減を心配しているお店もありましたが、実際に全面禁煙にしたことで、女性のお客さんが増えた、売り上げが増加した、明るくなったと、歓迎している飲食店もあるようでした。従業員の健康面からも、喫煙室以外では、全面禁煙が望ましいでしょうね。

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posted by 院長 at 14:46| 院長の『徒然日記』

2018年02月16日

「慢性上咽頭炎を治しなさい」 堀田 修先生執筆

本の紹介を兼ねて慢性上咽頭炎の上咽頭処置の話です。

上咽頭擦過療法という処置があります、私どもでは、簡潔に【上咽頭処置】と読んでいます。常々、色々な不定愁訴は上咽頭の慢性炎症が原因の場合が多々あると考えていました。実は、この上咽頭処置は、耳鼻咽喉科にとっては、とっても昔からある処置です。若い先生たちは、ご存じない方法かもしれません()。したがって、古くて新しい治療ですね。

やり方は、それほど難しくはないです。脱脂綿を巻いた道具に塩化亜鉛の溶液を付け、口腔内から咽頭を擦過するものです。上咽頭をグリグリとこすります。鼻から入れる方法もありますが、咽喉から実施する方が有効です。塩化亜鉛をおもに用いますが、ルゴールという薬品と両方使う場合もあります。意外にも「のどグリグリ」は、色々な不定愁訴に有効な場合がありますね。ご興味ある方は読んでみて下さいね。

巻末に、この治療を、実施している全国の医療機関が記載されています。当院も、もちろん記載されています()


上咽頭炎.JPG


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posted by 院長 at 08:21| 院長の『徒然日記』

2018年02月14日

花粉症…始まりましたね!

 先週から、ぼちぼち花粉症の患者さんが、来院され始めました。

1、症状出現前や症状の軽いうちに、来院される方が中心です
   季節前投与と言って、そろそろ危ないという時期に、治療開始するとシーズンを快適に過ごせます

火事で例えれば、大火事になって燃え盛っての消火作業はなかなか大変ですが、火の用心やボヤの時に消火するのはたやすいことです。それと同様に考えて下さい。悪化する前に、受診されるのが、こつですね。

2、今年のスギ・ヒノキ花粉の飛ぶ量は、この数年で一番多いかもしれません。当たり年と思われますので、早めの対策が必要ですね。早い時期だと外来も空いていますし、良いことだらけです(笑)。

3、体質を変えてしまう、根本的に治療する免疫療法があります。今は、舌下で飲み薬となり治療が楽になりましたが、あらたにこの治療を始める場合は、シーズン後になります。したがって、初めて舌下免疫療法を希望される場合には、ゴールデンウイークを過ぎて花粉症の症状がなくなってからの開始となります。血液検査などの、治療の準備はいつでも出来ますので、ご希望の方は準備だけでもしておくといいと思います。

4、花粉飛散日がまもなく発表されますが、基準以上で発表となりますので、その基準以下では飛んでいても発表されません。したがって、敏感な方は、飛散開始前から症状が出ます。近くに、敏感な方が居ると、受診の目安になって良いですね(笑)

もう、春ですね〜〜
花粉症の話が出るころになると、インフルエンザの流行もそろそろ終わりになると思います
今年の冬は厳しかったですね
常勤職員、身内の老人たちも含めて、私の周りは、インフルになった人も出ずに、平和に暮らせました

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posted by 院長 at 11:29| 院長の『徒然日記』

2018年02月01日

寒いです・・・・トホホですね(^_^;)

 2月に入りましたが、相変わらず、インフルエンザは流行しているようで、内科小児科はものすごく忙しいようです。以外にも、当院は暇です。やはり、熱が出る場合やぐったりされる場合は、内科小児科が優先されますので仕方ないですけど(笑)

幸い、当院の職員、当家の家族 みんなインフルにならずに、健康で生活しています。
 今年の、寒さは厳しいですね〜〜体調管理に注意下さい。氷点下対策、水道の凍結などに疲れ果てています。

また、今夜から雪があるかもしれないと天気予報が言ってました。みなさん、ご注意下さい。


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posted by 院長 at 14:30| 院長の『徒然日記』

2018年01月22日

インフルエンザ 学級閉鎖状況

いよいよインフルエンザの流行気になってきましたが

名古屋市では、集団風邪による(主にインフルエンザ) 学級閉鎖情報が名古屋市のHPで見られます
「名古屋市 インフルエンザ 学級閉鎖」で検索されても出ると思いますが、参考までにURLを、以下に張り付けておきます。
現在、7校11学級で、閉鎖が認められます。
随時更新されると思いますが、地域の流行の参考にして下さい。

当院は耳鼻科ですので、内科・小児科ほどインフルエンザの患者様はあまりありませんが、たまに遭遇することもあります。熱が高い場合は、必ず、受付で申し出て下さい、別室でお待ちいただきます。例えば、ご自分では、扁桃の腫れで熱が出てると思われても、診断がはっきりするまで、別室での待機となります。

私たち、医療関係者は、ウイルスの遭遇することも多いのですが、幸い、常勤の職員全員、元気で勤務いたしております。
また、院長、副院長、並びに私たちの高齢者を含めた家族全員、元気で生活しております。インフルのワクチン接種はもちろんのこと、換気、保湿、マスク、手洗い、人ごみは避けるなど、日常の注意も重要と思われます。
また、家族から感染するケースもよく見ますので、発病した家族は、家庭内の別室に隔離することが重要と思われます。

あと、1ケ月程度の期間切り抜ければ、比較的安全な時期になります、皆さん頑張って予防して下さいね。でも、その時期になると、スギ花粉が飛び始めますね(笑)。今年の花粉予想は、昨年より「多い」ですので、ご注意下さい。

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posted by 院長 at 19:01| 医療情報「全般」

2018年01月16日

味覚障害

日本人の味覚障害には色々の原因があります。
兵庫医科大学などでは良く研究されています。
年齢別では、60才以上が60%以上を占めます
原因別では。兵庫医大の発表からですが、頻度の高い順から
@心因性18% ストレスや老人性のうつ病などがその代表選手でしょうか
A特発性16% 亜鉛欠乏症には該当しない(亜鉛濃度が80μg以上)が、他に明らかな原因がなく潜在的に亜鉛欠乏が疑われるグループです
B薬剤性14% 高齢者などで種々の薬剤で味覚異常となる場合があるようです
C感冒後12% 風邪の直後は何となく理解できますね、嗅覚もおかしくなる場合もありますね
D亜鉛欠乏性10% 亜鉛不足によるものです(薬剤性は除きます)
その他、全身疾患や鉄欠乏なども関係するようです

亜鉛欠乏症による味覚障害は、潜在的な特発性を含めると26%の方が該当し、4人に一人は亜鉛が関係する味覚障害となりますね。
嗅覚と味覚はリンクしていて、味覚の異常は嗅覚の障害からもやってきます、嗅覚の異常、頭部の事故外傷、副鼻腔炎、鼻茸、アレルギー性鼻炎、風邪の後 などで発生してくる場合もあります。その際は、まずそれらの病気を治す必要があります。それらを治療しても軽快しない場合や、原因が不明の場合は、亜鉛濃度を計測する必要がありそうですね。

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posted by 院長 at 13:56| 医療情報「全般」

2018年01月15日

インフルエンザ 流行期になりました

 当院では 先週後半より、のどの痛みや熱が出た患者さんの中にインフルエンザの患者さんが散見されます。そろそろ、流行期に入ったようです、皆さんご注意下さい。
 患者さんから、インフルエンザの治療は出来ますか?とのご質問がありますが、インフルエンザ感染症は原則的には、内科・小児科の病気ですので、インフルが疑われる場合には内科小児科への受診をお勧めしています。

【インフルエンザ感染が疑われた時の対応について】 
 高熱が出た、体がだるい、吐気、その他の風邪症状が見られる、インフルエンザの人と接触した、など、インフルエンザが疑われた場合は、原則、内科・小児科に受診されることをお勧めします。また、異常行動やインフルエンザ脳症のような重症化される方の診断や治療も同様に耳鼻科は専門外で対応できません。

以上、ご理解ください。

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posted by 院長 at 19:46| 医療情報「全般」

2018年01月13日

アーモンドでコレステロールが下がる?

世界には色々な医療報告が聞かれます
以下、医療のニュース情報ですが
アーモンドで悪玉コレステロールが下がるようです
どの程度かはわかりかねますが、なにごとも、多すぎるのも良くないですから、適度に摂取しましょうね

「アーモンドの摂取によるLDLコレステロール(LDL-C)の低下、アーモンドとチョコレート・カカオの同時摂取による小型高密度LDL-CsdLDL-C)の低下が示された」とJ Am Heart Assoc20171129日オンライン版)で報告した。

ところで、話題からは離れますが、アーモンドの花は綺麗ですね、何処かで見たことがあります
サクラのような風情がありました

ぼちぼち、インフルエンザの流行が散見されます、ご注意下さい
私も、多少風邪気味ですが、職員や家族はおかげさまで元気です。私が一番疲れているのでしょうか(笑)
最近、自分自身は風邪の引き初めに葛根湯を服用しています
初期症状にはそれなりに効果ありますよ(明らかな風邪症状になるとあまり効かないようですが)
ごく初期症状(引いた気がする程度ですよ)には、お試しあれ!

今日も講演会があります、夜に出かけます
毎週末、勉強会や講演会で忙しい日々です(笑)

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posted by 院長 at 08:51| 院長の『徒然日記』

2018年01月12日

亜鉛欠乏症

亜鉛不足は 皮膚の炎症や、味覚障害などに、関係してきます
今日は亜鉛製剤が発売されてので、その勉強会を行いました

ただ、この薬を処方するためには、必ず採血して亜鉛濃度の確認が必要です
これが、この薬の処方のネックですね
それと、意外にも高価で、保険適応でも1ケ月間内服で、3割負担で8000円程度になってしまいます(-_-;)

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今後期待される薬ですが・・・・・

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posted by 院長 at 17:59| 医療情報「全般」